B面のつぶやき

ほどほどの日常

大竹伸朗展|東京国立近代美術館

16年前の『全景 1955-2006』以来の大回顧展。あれから16年!老いるはずだよ!

大竹伸朗といえば、私にとってはスクラップブック。彼の作品全体を貫くテーマ(といって良いのでしょうか?)である、「既にそこにあるもの」を象徴する作品といえます。

時間が層になって、増殖して、夢の中みたいで、わけわかんなくって。そういうものを見せつけられて、16年ぶりのグラグラ。まだ私、グラグラできます。

▲膨大なスクラップブックのなかの1冊。『スクラップブック #70/宇和島

▲ギターを背負ったスクラップブック。『スクラップブック #59 /宇和島/ロンドン』

現代アートは難解で良く分からん、と言われがちです。確かに、「何だこれ?」と思うこともあります。しょっちゅうです。でも、分からないからと素通りするのは、ちょっと勿体ない気がします。

アーティストって、ちょっと雑に言ってしまうと、自分の頭の中を取り出して、それを作品として見せてくれているようなものですよね?それって純粋に興味深いし、そんなに簡単に理解できてたまるかって言いたい。

▲最近の作品。『残景 32』。

伝統的な絵画や彫刻などと比べて、作り手の感情がよりダイレクトに伝わってくるのが現代アートの面白さだと思っています。そのパワーに消耗することもあります。でも、受け取る感受性は枯らさないようにしたい。

そんなことを、チラッと見るだけで過ぎ去る来場者を横目に思った次第です(急用があったのかもしれないけどね)。まだまだ勉強中~。

文才もある方です。才能とは…。