B面のつぶやき

美術館、図書館、喫茶店に出没しがちデイズ

2022年の美術展を振り返る

今年行った美術展の振り返り。数えてみたら27でした。

今年行った美術展リスト

  1. M式「海の幸」ー森村泰昌 ワタシガタリの神話(アーティゾン美術館)

  2. ジャポニスム―世界を魅了した浮世絵(千葉市美術館)

  3. 上村松園・松篁 ─美人画花鳥画の世界─(山種美術館

  4. メトロポリタン美術館展(国立新美術館

  5. 奇想のモード 装うことへの狂気、またはシュルレアリスム東京都庭園美術館

  6. Chim↑Pom展:ハッピースプリング(森美術館

  7. ダミアン・ハースト 桜(国立新美術館

  8. 日本画トライアングル 画家たちの大阪・京都・東京(泉屋博古館

  9. ミロ展 日本を夢みて(bunkamra ザ・ミュージアム

  10. 上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー三菱一号館美術館

  11. ボテロ展(bunkamra ザ・ミュージアム

  12. 楳図かずお大美術展(楳図かずお大美術展)

  13. ガブリエル・シャネル展(三菱一号館美術館

  14. 朝倉摂展(練馬区美術館)

  15. ゲルハルト・リヒター展(国立近代美術館)

  16. ミナ ペルホネン/皆川明 つづく(青森県立美術館

  17. 模様化の魅力-大自然・縄文-(棟方志功記念館)

  18. 日本美術をひも解く(東京藝術大学大学美術館)
  19. ルートヴィヒ美術館展(国立新美術館

  20. 大蒔絵展 漆と金の千年物語(三井記念美術館

  21. 藤田美術館 ※常設

  22. 鉄道と美術の150年(東京ステーションギャラリー

  23. 国宝 東京国立博物館のすべて(東京国立博物館

  24. 大竹伸朗展(国立近代美術館)

  25. ピカソとその時代(国立西洋美術館

  26. つながる琳派スピリット 神坂雪佳(パナソニック留美術館)

  27. ヴァロットン 白と黒展(三菱一号館美術館

このほか「太陽の塔」などにも行きましたが、博物館や資料館っぽいものはざっくりと除いています。自分基準。

毎週のように新しい展示をやっている。東京に住んでいてよかったなぁと思います。

そのありがたみを享受すべくアンテナを張っていますが、時間とお金が追い付かないのが悩み。

2022年展覧会・マイベスト3

ゲルハルト・リヒター

大御所中の大御所。リヒター作品を理解しようとすることは、今の時代を理解しようとすることかもしれない、なんて思いました。

今年いちばん頭と体力を使った気がする展覧会。

大蒔絵展 漆と金の千年物語

時代ごとの蒔絵の変遷を追うことができる、充実の内容でした。「大」と付けちゃうことはある。

クラシックな会場も良くて、高貴な雰囲気に浸ってしまいました。

メトロポリタン美術館

怒涛の如き名画揃いで震えた。これが東京で見れるなんて。もう一度行けばよかったと今でも思います。

その中でも特に、フラ・アンジェリコ『キリストの磔刑』、カラヴァッジョ『音楽家たち』(←画像を載せた作品※)、ゴッホ『花咲く果樹園』が印象深い。

※画像データはメトロポリタン美術館の公式サイトから。パブリックドメイン表示の作品は自由にダウンロード可能。

2023年はエゴン・シーレが来る!

来年も行きたい展覧会が目白押しでして、もう始まっているところでは『野口里佳 不思議な力』、『機能と装飾のポリフォニー』、『眼窩裏の火事』。1月からのエゴン・シーレ、2月はダムタイプ、などなど。

ここのところ現代美術を見ていないのがちょっと反省なので、来年こそは、と思っています。原美術館が無くなっちゃったから…。