B面の友

40代女、気が向いたら書くブログ

【おうちで楽しむ】ニコニコ美術館|あやしい絵展、春画展

f:id:haru11ne:20210504103158j:plain

 緊急事態宣言で都内の多くの美術館が休館している。こんな時、心を癒してくれるのは「ニコニコ美術館(ニコ美)」だ。去年の最初の緊急事態宣言で、開催延期になった「ピーター・ドイグ展」の中継で初めてニコ美を知り、その後時々チェックしている。

展覧会|ピーター・ドイグ展 - B面の友

展覧会会場から生中継で、出演者(キューレターやその道のプロの人たち)の解説を聞きながら鑑賞することができるので勉強になるし、裏話もあったりして面白い。もちろん後からアーカイブ映像も見られる。本当にありがたいシステムなのです。

あやしい絵展

国立近代美術館で開催中だった「あやしい絵展」は会期を3週間ほど残したところで休止してしまった。行こうかどうか迷っていたのだけど、ニコ美でやってるじゃん!

「あやしい」にもエログロ、狂気、神秘的、退廃的など、いろいろな解釈があって幅広い。ただ美しいだけじゃなく、人間の内面に迫ったような個性的な作品が集められている。心してみないと、エネルギーが吸い取られそう。明治に入り新しい表現方法や考え方がつぎつぎと生まれ、それを受容していく時代のエネルギーでもあるのかもしれない。

▼7月3日から大阪!

ayashiie2021.jp

春画展:第一夜 浮世絵の名品からあぶな絵まで

一般的に春画ってどういう受け止められ方をしているんですかね…。私は学生時代から浮世絵に興味があって、浮世絵を見ていれば春画は必ず通る道でもあり、わりとすんなり受け入れられたと思う。

2013年にイギリス大英博物館で大規模展覧会が開催され、芸術性が評価されたことが気運となり、2015年に永青文庫で企画展が行われた。これはとても話題になって、いつもは静かな永青文庫に行列ができた。もちろん並んだ。

今回のこの展覧会は、ニコ美初の主催展ということ。第一夜は第二夜の予習編という位置づけだったけど、フタを開けてみれば大変濃い内容だった。

浦上満さん、という世界的コレクターの人が、自らのコレクションを広げながら解説してくれるという、またとない機会。『北斎漫画』『富岳百景』は状態が良くて特に素晴らしかった。7月からミッドタウンで始まる「北斎づくし」にも展示予定とのこと。行きたい。

hokusai2021.jp

春画展:第二夜 江戸春画の名品たち

第二夜はいよいよ春画の名品たちのお出まし(18歳未満は見れません)。

浦上氏と祖父江慎氏(デザイナーのすごい人)、橋本麻里氏(永青文庫副館長)の3人(+ニコニコのスタッフ)で見て回るのだけど、このみんなで見るというのが良い。

もともと春画は一人でこっそり鑑賞するというよりも(それでも良いのだけど)、もっとおおらかであけっぴろげなもの。動画でも言われていたように、基本的には「和合」精神に則るものなのだ。

鈴木晴信の"なよなよ系"、祖父江氏絶賛の春章、北斎の「蛸と海女」、いかにも"いなせ"な国芳、そして喜多川歌麿の「歌まくら」。

有名な絵師は漏れなく春画も手掛けている。彫りや摺りの技術も瞠目もので、女性の髪の流れや着物の表現、空摺(からずり:エンボス加工)や雲母摺(きらずり:キラキラ加工)、木版画の最高峰は春画なんじゃなかろうか。もちろん本物を見るのが一番だけど、カメラを通しても伝わってきた。

春画をちゃんと見たことが無く、抵抗がある人もいると思うのだが、そんなにヘンなものでもありません。会員登録すれば無料で見れるこの機会に、どういうものか、ちょっとだけでもいかがでしょうか(やっぱりダメだったらごめんなさい)。個人的には祖父江さんのキャラが面白すぎでした。

ch.nicovideo.jp

※画像:葛飾北斎《万物絵本大全図》1829年 ©The Trustees of the British Museum

2021年4月に読んだ本「街と山のあいだ」など3冊

f:id:haru11ne:20210429171014j:plain

街と山のあいだ

行きたいな、と思ったら気軽に登れる「いつもの山」が欲しい。そう思い始めたきっかけは『東京近郊ミニハイク』という本だった。明日、スニーカーで山にでかけてみませんか、と誘うその本を片手に、実際に何度か出かけた。高麗山、三頭山、鎌倉アルプス。どれも思い出深い。でも、「いつもの」と呼べるほど繰り返し登った山はまだない。

『東京近郊ミニハイク』のいちばんの魅力は文章だった。ガイドブックだから、文字数と情報量のせめぎあいみたいなところもあると思うのだが、ちょっとしたところに人柄が表れているようで、若菜という少し変わった苗字とともに印象に残っていた。

その人がエッセイを出していると知ったのは少し前、本屋で見かけた。あ、あの若菜さん、と思った。手に取るのが嬉しくなる装丁で、わくわくしながら読み始めた。やっぱりすてきな文章を書く人だった。

日常の生活とは別の世界が、いつでも行ける距離にあって、そこに行きさえすれば自分自身の立ち返って安らげるということが、人生においては稀有なことであり、自分を救ってくれることにもなると思う。 (低山の魅力)

そんな「いつもの山」があるといいな。

追憶の東京

かつて、江戸にあった時を知らせる鐘。時代によって場所と数は変化したが、幕府公認のものは10か所あまりあったという。2001年に来日した著者は、その「時の鐘」の存在に惹かれ、訪ね歩く。

何度も壊れては作り直されてきた東京では、昔の面影を探すのは難しい。点々と残された古いものたちは「風情」「情緒」一言で消費されてしまう。あるいは価値のないものとして意図的に隠され、やがて誰も思い出さなくなる。

著者は書物や人々の記憶の中にある風景を丹念に拾いながら、かつてあった東京の姿を発掘していく。災禍や戦争により目まぐるしく変わる価値観、消えてしまったものの多さに、一体どうしたことだろうと、読みながら唖然とした気持ちになった。

そして、合間に登場する「大坊珈琲店」は、変わり続ける東京に抗うような存在だ。著者が旅の途中、立ち止まってはコーヒーを味わうように、読者も去っていった過去を静かに思うだろう。

「ひとりひとりが自分なりの時間枠を持っているとしたら、時間は存在しないのとおなじです」。もしそうだとしたら、すべては永遠に、今ここにあるということなのだろうか。

国道16号線 「日本」を創った道

国道16号線は神奈川県の横須賀から横浜まで海沿いを走り、そこから内陸に向かい東京都の町田、八王子、埼玉県の狭山、春日部、千葉県の柏、市原、富津を繋ぐ。さらに海を渡り(海上区間)、スタートの横須賀に戻る。

国道16号線Wikipediaより

見てわかる通り、16号線は東京23区の外側を通る郊外の道。現代人の視点で見ると田舎っぽいと思われがちな地域だが、縄文時代貝塚や中世の城などの遺跡の多くがこの道沿いに集まっている。著者はその理由を地形と結びつける。

郊外の環状道路、というと、平地を延々と走るイメージがあるかもしれない。が、16号線が走るルートはアップダウンが多い。「大と谷と湿原と水辺」がワンセットとなった「小流域」地形を延々と通っているからだ。

この「小流域」が古代人を呼び寄せ、豊かな暮らしを支えたという。変化に富んだ地形は第二次世界大戦まで軍事拠点として利用され、戦後米軍に接収されると新しい文化・芸能の発信地となった…。

私自身、千葉県の16号線エリアで生まれ育ったので面白く読むことができた。ただ、千葉側は16号線ゆかりの有名人がいない(氣志團くらい?)ので、西側に比べて話題が薄かったのがちょっと残念。

4月から始めたお弁当生活→目指せビタクラフト

厳密に言うと、数年間サボり続けていた弁当作りを復活させた。

今は朝が早めのため、前日夜に詰めて冷蔵庫に入れておくという作戦。週2日以上を目標にして、約1か月続いている。

ランチボックスも使いやすそうな形のものに買い替えた。「ドーム型」というやつだ。

f:id:haru11ne:20210423221345j:plain

ドーム型のフタ。わかりますでしょうか。

その名の通り、フタがドーム型に膨らんでいるから、ふんわり詰めても中身がつぶれない。そして意外と入る。下にご飯を敷き詰め、上におかずをポンポンポンと3種類くらい乗せられれば上等。

冷凍しておいたハンバーグを、朝凍ったまま入れておけば保冷剤代わりにもなる。昼頃には良い具合に自然解凍されている。私は電子レンジで温めるけど。

f:id:haru11ne:20210423220820p:plain

 並べてみると、我ながら代わり映えしないのだけど(さつま揚げ入れがち)、いいじゃない。

 職場に出入りの弁当屋や近くの店で買うと500円はする。やっぱり弁当持参は節約の第一歩だ。節約してどうするのかというと、早晩買うつもりの鍋に使いたい。

ビタクラフトのコロラド 両手鍋20㎝ 14,300円 ※公式オンラインショップ価格
→14,300÷500=28.6(弁当約29回分)
→29÷2=14.5(週2回として、約15週分)

4ヶ月弱で鍋1個買える計算ってことになりますな。

鍋をモチベーションに、とりあえず8月くらいまで頑張りたいと思います…。

展覧会|「みみをすますように 酒井駒子展」&「ぐりとぐら しあわせの本展」

一度行ってみたかった、東京都立川市の「PLAY!MUSEUM」。絵本作家、酒井駒子の個展が始まったのでさっそく出かけた。

木を多用した展示が凝っている。「森の中、街の中をゆったりとめぐりながら、絵とことばに出会う」というコンセプトのとおり、木の箱の間を通り抜けながら進むコーナーも。

f:id:haru11ne:20210417163846j:plain

まばたき(2014年 岩崎書店

会場内の4か所に文字の書かれたカードが置かれており、今日のおみやげに持って帰ることができる。カードを保管できる紙のファイルは受付で渡される。

f:id:haru11ne:20210417164645j:plain

自宅で撮影しました。ファイルの絵柄は「よるくま」

200点を超す絵本の原画が展示されており、ファンにはたまらない。

f:id:haru11ne:20210417163916j:plain

ビロードのうさぎ(2007年 ブロンズ新社

初期の「リコちゃんのおうち(1998年)」「よるくま(1999年)」はどちらかというとポップな絵柄だが、「ぼく おかあさんのこと…(2000年)」から、黒の下塗りの上に描く技法が登場する。この黒が、かわいらしい絵に独特の粗さや暗さをもたらす効果があるのかもしれない。

「BとIとRとD」ではコラージュも。土台は段ボール。

f:id:haru11ne:20210417164008j:plain

BとIとRとD(2009年 白泉社)照明が写りこんでいます…汗

 ミュージアムショップのポストカードは買い占めたいくらい素敵なのだけど、前に手放してして後悔した本を1冊、買った。

f:id:haru11ne:20210417170653j:plain

こうちゃん(2004年 河出書房新社

名随筆家、須賀敦子の唯一の「物語」。このふたりの本だなんて、買うしかないでしょう。やっぱり。

▼展覧会の概要はこちら。7月4日まで。まだまだ余裕。

play2020.jp

 

同時開催のぐりとぐら展。こちらも絵本のなかを歩いているような、楽しい展示。

f:id:haru11ne:20210417170546j:plain

フライパンの中のカステラ(パンケーキ?)は、ふわふわのクッション!裏側は滑り台になっている。

▼こちらは来年3月末(予定)まで。

play2020.jp

 

ADSL終了、1年間無料の楽天ひかりに乗りかえ

ADSLを使い続けていた。だって安かったから。

遅いっちゃ遅いんだけど、動画も一応見れるし、何だかんだで在宅勤務もできちゃっていた。

いつ来るか、もう来るかと数年、とうとう来た「ADSLサービス終了のお知らせ」。

f:id:haru11ne:20210408152022j:plain

テレホーダイ」からADSLに切り替えた時、専用回線!スゴイ!!と思ったのは、いったい何年前のお話でしょうね。遠い目。

家族会議(メンバー2名)の結果、楽天モバイルとセットで、楽天ひかりが1年間無料というキャンペーンに乗っかることにした(もう終わってるかも)。

モバイルとひかり回線が両方無料(※)。恐ろしいキャンペーンだ…。

(※Rakuten UN‐LIMIT Ⅵは1GB以下0円)

これまでお世話になったso-netの解約手続きもネットで済んだ。以前は電話での手続が必要だったはずなので、細かく便利になっていた。光回線のコンセントも通っていたので助かった(賃貸です)。

ADSLと比べるのもアレだが、早くなって大変満足。

ルーターバッファローの安いやつで十分。「接続が不安定」というレビューががあり心配していたが、我が家の環境(動画を見る程度)では問題なく使えている。

光回線を無線でつなげるには「ルーター」と「モデム」2台必要だということも初めて知った。部屋の片隅がコード類に占領されるのを見て、慌ててケーブルボックスを買った。

概ね気に入っているが、床掃除が面倒なのは今後の検討課題。

なによりこれから1年間、wi-fiの通信費がタダというのは嬉しい。
 

 

気付いたら無印のポーチが6つ

f:id:haru11ne:20210411145940j:plain


何だかんだと便利な無印のポーチ・ケース類。気づいたら6つも…!並べてみました。

左上:ナイロンポーチ ※廃版

持ち歩き用のメイクポーチ。中身はこんな感じ。

f:id:haru11ne:20210411093638j:plain

パウダー、くし、ハンドクリーム、リップ、アイシャドウ、目薬、頭痛薬。

ガバッと開いて使いやすい形。いつの間にか廃版になっていて残念…。

右上:EVAスパポーチ・小

メイクグッズやお手入れ用品一式を入れている。

しっかり自立するのがポイント。

f:id:haru11ne:20210411093903j:plain

内ポケットには耳かきやアイブロウペンシルなど、細々したものを。

メイクグッズはあまり持っていないのでこのくらいがちょうど良い。

右中:ナイロンメッシュペンケース・マチ付き

付箋やのり、耳栓、じゃんじゃん入る頼もしい大きさ。そして軽い。

ペンケースは使っているうちに汚れが目立ってくるものだけど、黒いからその心配は無い。

右下:パラグライダークロスたためる仕分けケース・ダブルタイプ・M ※旧タイプ

少しでも荷物を軽くしたい旅の必需品。上手に詰めれば結構入る。

石垣島でも、モスクワでも、衣類はこれに入るだけ。

早くこれを持って旅に出たい…。

左下:ポリエステルダブルファスナーケース ※旧タイプ

写っていないけど(失敗)、片面はメッシュのポケットあり。

内側には通帳類、メッシュポケットには予備の紙幣。ジャストフィット。

銀行に行くときはポーチごとバッグに入れて持ち運ぶ。

左中:ポリエステルダブルファスナーケース・S

プールや銭湯など、財布を持って行くのが不安なときの小銭入れ代わり。

旅行などではメッシュポケットにカード類を入れて、メインの財布として使うこともある。

以上6つでした。 ポーチが欲しい⇒無印に行けば、なんとかなる!と思っているフシがある自分。

 

【秩父】桜を見に行く日帰り旅行

4月第1週の土日、秩父に桜を見に行った。

 特急ラビュー。窓が大きくてシートが黄色い。

f:id:haru11ne:20210405222858j:plain

2019年デビュー。まだキレイ。

f:id:haru11ne:20210405222937j:plain

昌福寺からの眺望。お寺は寂れた雰囲気。

f:id:haru11ne:20210405223022j:plain

千手観音堂。見上げるとお相撲の絵。
毎年相撲が奉納されるそう。

日光東照宮のような見事な彫刻があった。
落剝した色を塗りなおせば、さぞかし立派だろう。

f:id:haru11ne:20210405223114j:plain

味わい地図。

f:id:haru11ne:20210405223256j:plain

清雲寺。県指定天然記念物のしだれ桜。
花は散ってしまった…。

f:id:haru11ne:20210405223322j:plain

清雲寺の別の桜。一応満開?。

f:id:haru11ne:20210405223400j:plain

琴平ハイキングコース。ただひたすら歩き足が棒になる。
三十四所の巡礼の道でもあるらしい。人はまばら。
鳥の鳴き声が聞こえる。鶯も。

f:id:haru11ne:20210405223428j:plain

芝桜で有名な羊山公園まで歩く。まだ季節は早いけど、少し咲いていた。
疲れてベンチで休んでいたら、写真を撮り忘れる。

帰りも特急。まっ黄色のデッキに少しテンション持ち直す↑↑

f:id:haru11ne:20210405223541j:plain

8時ごろ家にたどり着いた。

お腹は空いたけど夕飯を作る気力は無く、スーパーで買った唐揚げ+ししゃもフライ+冷凍チャーハンという、カロリー高めで変な食事を済ませた。