B面のつぶやき

美術館、図書館、喫茶店に出没しがちデイズ

3連休のこと(野又譲展など)

1日め

ここ数日、冷房をかけて寝るかかけないで寝るか、せめぎ合っている。ゆうべは冷房無しで寝ることができた。

連休中に図書館に返さなければならない『世界の食卓から社会が見える』を読む。虫食文化と山菜狩りの共通点は「季節の楽しみ」なのでは、という見解になるほどと思う。

昼ご飯を食べた後、初台のオペラシティーギャラリーで野又譲の個展に行く。直前に展覧会情報を眺めていて気になったのだ。

人の気配が感じられない世界に、不思議な構造物がそびえている。大きく帆を張ったテントのようなもの、などは、どこかジブリみも感じる世界。広い空間を使った展示は気持ち良かった。

Project Nという若手芸術家を紹介するシリーズ、91回目!は小林紗織さんという人。五線譜の上に踊るようなイメージが現れる。常設展もじっくり見る。

夕食後、夫が400円で手に入れた房の小さいシャインマスカットを食べる。この手の果物は大手よりもローカルなスーパーや個人経営の青果店の方が安く手に入るとのことだ。

近所の神社のお祭りの音が散発的に聞こえる。

2日め

ゆうべはエアコンを点けた。無しでいける気がしたけど、夜中に暑くて目が覚めてしまった。

昼は外食するという夫に連なって池袋まで「マルハバ」というパキスタン料理店に向かう。駅に向かう途中、子ども神輿を見かけた。車輪がついていたので山車というべきか。

マトンビリヤニ、豆と牛肉を煮込んだカレーとナンのセット、生クリームやヨーグルトをベースに使ったラムコルマカレーを注文する。メニューに羊を見つけるとつい頼んでしまう病にかかっている。

昨日の昼に「いなば」のバターチキンカレー缶を食べので、連続カレーとなった。そういうの、あんまり気にならない。

帰宅後、レンタル中の『重版出来!』の16~19巻を一気読みする。出版業界の裏舞台が興味深い。登場人物の成長もほほえましい。連載は完結しているようで、次の20巻で終わり。

夕飯は冷凍のうなぎ(もらいもの)を解凍してうな丼、かぶの味噌汁。

3日め

ゆうべはエアコン無しでいけた。暑い日は続きそうなので、せめぎあいはもうしばらく続きそう。

Amazonプライムで『メタモルフォーゼの縁側』の映画を見る。芦田愛菜の演技をきちんと見たのは初めて。全力で走る芦田愛菜を見たのも初めて。

昼はサバ缶そうめん。この連休は買い置きの食材を使いつつ、手抜きをする所存。夜は「中華おこわの素」を使ったご飯と、セロリとエビ(むきえび)のスープ、それに加えて何らかの副菜と土曜日の時点で決めている。

図書館で本を返し、『目の見えない白鳥さんとアートを見に行く』など3冊を借りる。暑さから逃れ、チェーンのカフェで涼みつつ読書。

帰宅してぼんやりしているうちに夜がやってきた。予定通りの夕飯を作り、食べた。

【写真】野又譲『Eastbound-23』 1999年